カフェラテとはどういったコーヒーメニューかご存じですか?
カフェなどの飲食店などはもちろんのこと、自販機やコンビニでも手軽に購入できる飲み物ではありますが、実際のところカフェラテがどのようなコーヒーか知らない方が意外と多いのも事実。
そこで今回はカフェラテの魅力や美味しさについてご紹介、カフェオレとの違いも解説していきます。
カフェラテについて
カフェラテとは、エスプレッソという少量の濃いコーヒーにミルクを加えたコーヒードリンクです。エスプレッソを抽出するには専用のエスプレッソマシンという機械を使用し、付属しているスチームノズルでミルクを温めます。
ミルクの甘みとコクが加わり、きめ細やかな泡が口当たり良く、コーヒーが苦手な方でも楽しみやすいコーヒーです。ホットではミルクを注いで描くラテアートもあるので、見ても楽しめる魅力があります。
エスプレッソ
エスプレッソの大きな特徴は圧力をかけてコーヒーを抽出すること。
焙煎されたコーヒー豆にはごく小さな空間が無数にあり、その空間に二酸化炭素などのガスが詰まっているのですが、お湯に触れると気泡となり空気中に放出されます。
エスプレッソではガスが空気中に放出されずに、圧力をかけて抽出されることで、このガスが乳化してエスプレッソに溶け込みます。
それによってクレマと呼ばれる泡が表面に浮かびます。
エスプレッソを抽出するにはマキネッタと呼ばれるコーヒー器具もありますが、エスプレッソマシンほどの圧力をかけることができないため、クレマはできないといってもいいでしょう。
ミルク
ミルクもカフェラテの美味しさを左右する重要な要素です。
ミルクは60℃前後が甘みを感じやすく、それ以上温度が上がるとミルク臭さが出てきて、ミルクに含まれるたんぱく質が固まってしまうので、ぼそぼそとした口当たりになってしまいます。
これが、カフェラテがぬるく感じてしまう所以です。
良いカフェラテのミルクはシルキーで口当たりなめらか、甘みも感じることができます。
カフェオレとの違い
カフェオレは、ペーパーフィルターやフレンチプレスなどの器具で抽出したコーヒーにミルクを加えたコーヒードリンク。
ミルクのコクに負けないように深煎りのコーヒーを使用することが多いです。
なので、カフェラテとはベースとなるコーヒーが異なり、カフェオレの方が使用するミルクの量が少ないです。
まとめ
カフェラテとカフェオレの違いはお分かりいただけたでしょうか?「コーヒーとミルク」という点では同じですが、抽出に使用する器具・味わいは全く別物です。
また、カフェラテはミルクの泡を使ったアートを楽しめるのも魅力の一つです。きれいなアートが描かれていたら、コーヒーが苦手な方も見て楽しむこともできます。そして、ラテアートがきっかけになってコーヒー本来の美味しさも知ることができたら嬉しいですね。
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