コーヒーは品質によってランク付けされてることはご存じでしょうか?
一般的に「コーヒー」といえば、安くて簡単に手に入る、カフェインを摂取するための苦い飲み物というイメージが強いですよね。
しかし実際はそのようなコーヒーだけではなく、多種多様なコーヒーが存在し、品質と流通量をピラミッドに例えて表現されます。
スペシャルティ
ピラミッドの頂点に位置付けられたコーヒーで、流通量が全体の約5%。生豆から抽出に至るまで品質管理が行われ、コーヒー豆の情報まで確認できます。
コーヒーは苦いから苦手、という方は一度試してみると、今までのコーヒーの概念が覆されるかもしれません。最近のコーヒーショップでは扱っているお店がほとんどでしょう。
プレミアム
ブルーマウンテンやハワイコナなど、スペシャルティの一歩手前のコーヒー豆。高価なものも多いですが、ポジティブな酸味も感じられ、美味しいと感じることができます。
コマーシャル
スーパーなどで売られていて、流通が多く手に入れやすいコーヒー豆。コーヒー豆の情報が明確なスペシャルティとは違い、いろいろなコーヒー豆がブレンドされています。
ローグレード
缶やインスタントコーヒー。大量生産・大量消費を目的とした、欠点も含まれたコーヒー豆。ネガティブな要素を隠すために深く焙煎されるため、苦みが強く風味はありません。
まとめ
高品質なスペシャルティコーヒーは酸味もポジティブな要素に捉えられるのですが、普段はインスタントコーヒーしか飲まない方にとっては、良い浅煎りのコーヒーの酸味を美味しいと感じれるとは限りません。
また、スペシャルティでも正しく焙煎・抽出されなければコーヒー本来の良さを感じることが難しくなります。
美味しい、美味しくないの議論では、感覚は人それぞれなので正解がないのですが、品質の高いコーヒー豆は本当に美味しいと感じれるコーヒーに出会える可能性が高く、ローグレードのコーヒーにはそれがありません。
「コーヒーは安くて苦いだけの飲みもの」という概念が一般的になってしまいましたが、実際はそうではなく、コーヒー本来の美味しさをより多くの方に共有していきたいと考えています。
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