以下、インポーター様からの引用。
ハリケーンの多い国
ドミニカ共和国はカリブ海諸国の一つで、ブルーマウンテンで知られるジャマイカ、クリスタルマウンテンで有名なキューバと近接しています。また、同国が位置するイスパニョーラ島にはハイチ共和国も存在します。主要な外貨獲得源は観光業で、GDPの半分以上を占めるとされており、これに加えて鉱物資源の輸出なども行われています。農業分野では砂糖、コーヒー、カカオが重要な産品で、コーヒーは農業生産全体の中で一定の比重を占めています。
ドミニカ共和国はハリケーンベルトに位置しており、毎年のようにハリケーンによる被害を受けています。その影響は同じ島に位置するハイチにも及び、深刻な人道的影響が報告されています。こうした状況を受け、日本を含む各国の国際NGO・NPOが緊急支援や復興支援に継続的に関わっていることが知られています。
ドミニカ共和国のコーヒー生産
ドミニカ共和国におけるアラビカコーヒー栽培の歴史は古く、1700年代前半に持ち込まれたとされています。当初は主にティピカ種が栽培されていましたが、現在ではカツーラ種が生産量の大部分を占めています。そのほかの品種として、パーカス、パカマラ、ビジャサルチ、ムンドノーボ、ブルボンなども栽培されています。
農園規模を見ると、大農園は全体の約2%程度にとどまり、大半は3ha未満の小規模農園や小農家による生産です。主な生産地域はシバオ(Cibao)、オコア(Ocoa)、バラオナ(Barahona)です。ドミニカ共和国は雨季と乾季が明確に分かれており、コーヒーの収穫期は例年1月から4月頃まで続きます。
ラミレス農園
ラミレス農園は、ドミニカ共和国の中でも広く知られる大規模コーヒー農園で、その歴史は1943年にまでさかのぼります。ビラルミニオ・ラミレスさんによって創設されたこの農園は、現在は三代目のジュリオ・ラミレスさんが農園主として運営しています。小規模なファミリービジネスとして始まった農園は、現在ではグループ全体で約350haの栽培面積を誇り、コーヒー栽培に加えて、ハヤトウリやパッションフルーツの栽培、養蜂など、多角的な農業経営を行っています。また、ラミレス農園では、生産から輸出までを一貫して自社で行っており、流通の透明性が非常に高いのも特徴です
農園では栽培方法にとどまらず、品質維持のための品質管理や衛生管理についても徹底しています。また、ビラルミニオ・ラミレス・グループ社として5,500名以上の雇用を創出し、地域住民のための学校建設や生徒への環境教育、自然保護活動、健康・福祉に関する啓発活動など、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。国内で数少ないオーガニック認定農園の維持管理もしており、川や野鳥など、コーヒー生産に関わる自然を守り、次の世代を教育することにも力を入れています。
ビジネスとしての成功にとどまらず、社会的貢献も意識し、農園周辺の地域住民のみなさんを巻き込みながら環境保全活動を推進している点も、ラミレス農園の大きな魅力です。

